公式ルールブック、第3版 ・第4章

第4章 エキスパートルール

エキスパートルールとは

 従来の公式ルールは、初心者でも専門知識無しに楽もめるように作られたルールでした。それを上級者のために、さらに戦略性を高めたルールが『エキスパートルール」です。なるべく運の要素を排除し、コンボなどの可能性を広げるように考えられています。公式大会等で採用されているルールも「エキスパートルール」が主流。さあ、君も「エキスパートルール」をマスターして、強力デュエリストを目指そう


1. 通常ルールとの違い • コンボ

  • 魔法・罠(トラップ)カードの連続使用が可能!

「通常ルール」では、魔法・罠(トラップ)カードは1ターン中に各1枚きりしか場に出せませんでした。これでは2枚以上のコンボを完成させることは、ルール上とても難しくなってしまいます。そこで、「エキスパートルール」では魔法・罠(トラップ)カードを1ターン中に何枚でも使用できるようになりました。カードが2枚以上必要なコンボも、これなら同じターンで発動することができます。


2. 通常ルールとの違い • 生け贄 

  • 強力モンスターの召喚には生け贄が必要に!

    強力モンスターを呼ぶためには、フィールド上のモンスターを生け贄に棒げる (墓地に捨てる) ことが必要となりました。レベル (カード右上の星の数)5~6らのモンスターを召喚するなら1体7以上のモンスターを召喚するなら2体のモンスターを生け贄に棒げなければなりません。注意すべきことは、生け贄によってモンスターを呼び出すのも召喚扱いなので、すでにモンスターを召喚してしまった後では生け贄召喚はできません。ただし、「融合」や「死者蘇生」など魔法・罠(トラップ)やカードの効果によって呼び出されたモンスターは召喚とは違い、この制限は受けません。また、レベル5以上のモンスターを「死者蘇生」によって蘇らせるときには、生け贄は必要ありません。


3. 通常ルールとの違い • 融合

  • 融合は手札内のカードで可能!

    「通常ルール」では、融合素材モンスターがフィールド上にいなければ融合することはできませんでした。しかし「エキスパートルール」では、融合の条件として必ずしも融合素材モンスターがフィールドにいる必要はなくなりました。手札に「融合」と素材モンスターが2体以上あれば、それでもう融合することができます。この場合、この行動は「融合」魔法カードのみを使用したことになり、さらにモンスターを召喚することが可能です。融合モンスターが破壊された場合それは墓地へと送られ、そのモンスターを「死者蘇生」によって蘇らせることもできるのです。このときに「融合」カードや融合素材は必要ありません。


変更ルール • 補足について


    その他、細かいルールの変更・補足は次の通りです。


1. 魔法効果による裏側表示カードの対応 


    「魔法除去」や「カードを狩る死神」などで裏側表示のカードを破壊しようとしたとき、対象のカードを1枚まで確認することができます。もしそれが魔法〔罠(トラップ)〕カードだった場合、魔法〔罠(トラップ)〕カードは破壊されてしまいます。違う種類のカードだった場合、そのカードはそのままフィールド上に残ります。 


2.「光の護封剣」について


    「光の護封剣」は発動後3ターンの間、マジック&トラップフィールド上に置かれます。何らかの効果で「光の護封剣」が破壊された場合、その効果は打ち消されてしまいます。


3. 罠(トラップ)カードの発動タイミング


    罠(トラップ)カードは出したそのターンに発動する事はできません。一度自分のフィールドに伏せておいた後、次の相手のターン以降から発動することができます。


4. 「死者蘇生」について


    「究極完全態・グレート・モス」や「ゲート・ガーディアン」など特別な手順をふまなければ召嗅できないモンスターは、一度正しい手順でフィールドに召喚された後に破壊された場合でないと「死者藤生」を使う事はできません。


    つまり「天使の施し」などで墓地に捨てた後、それらのモンスターを「死者蘇生」する事はできず、一度正規のプロセスを経て召喚された後に破壊され、墓地に送られたモンスターに対しては「死者蘇生」を使うことができるということです。生け贄が必要な高レベルモンスターについては除外されます。

Q&A


〔Q1〕蘇生してきたモンスターを裏のまま守備表示させることはできるでしょうか? 効果モンスターに有効だと思うのです。


〔A1〕 蘇生されたモンスターの場合は、裏向きはできません。表向きの守備表示ならできます。


〔Q2〕 死神、青い忍者、ハネハネ、人喰い虫は表になっているカードに効果を発揮するのですか? 裏でもいいのですか?


〔A2〕裏でもかまいません。ただしマジックフィールドに伏せられているカードを対象にする場合、そのカードをめくって正しければ効果が発生します。間違っていたら効果は発生しません。「カードを狩る死神」や「青い忍者」の場合は特別なのです。


〔Q3〕強化カードは一体のモンスターにつける数の制限はありますか? たとえばスカイハンターに突風の扇x3、フォローウインドx2をつけるということはできるのでしょうか?


〔A3〕できます。フィールド上の魔法・罠カードの最大制限枚数である5枚まではつけることが可能です。


〔Q4〕 エキスパートルールでレベル9以上のモンスターを召喚する場合は、生け贄の数は3体になるのですか?


〔A4〕 いいえ。基本的に生け贄はレベル5、6は1体。レベル7以上は2体です。ただし「究極完全憩・グレート・モス」 などの、特殊な方法でフィールドに出すカードの場合は通常の生け贄はいりません。そのかわりこのカードの場合は "進化の簡がつけられて6ターン後のプチモスを生け贄に棒げな召喚できない" という制限がつけられています。


〔Q5〕「ドラゴン族・封印の壼」が出ているとき、ドラゴン族に「『守備』封じ」を使ったらどうなるのでしょうか?


〔A5〕「ドラゴン族・封印の壼」 が発助している間は、たとえ「『守備』封じ」を使用したとしても、「ドラゴン族・封印の壼」の効果が強くドラゴン族は攻撃表示になりません。


〔Q6〕 エキスパートルールで伏せたモンスターカードを生け贄にする場合、一度表側表示にする必要があるのですか?


〔A6〕 生け贄には表・裏は関係ありません。しかし、以前のターンに伏せて出し、その後表示形式を変更していない「効゙果カード」を生け贄に挿げる場合、表側表示にして効果を発動させた後生け費に棒げることは可能です。


〔Q7〕「光の護封剣」を相手に使われた場合、効果の間に魔法カード (強化系) は使用可能なのでしょうか?


〔A7〕 攻撃できないだけですので、それ以外なら可能です。


〔Q8〕「死者蘇生」を「魔法除去」できますか?


〔A8〕「死者蘇生」は使用するとすぐに墓地へと送られ、フィールドには残りません。モンスターにつけられているわけではないので、「魔法除去」で破壊することはできません。


〔Q9〕「カース・オブ・ドラゴン」を攻撃表示で召喚したら、「ドラゴン族・封印の壼」を使用され守備表示にされてしまいました。そこで「罠はずし」を使って「ドラゴン族・封印の壼」を破壊しました。この直後、「カース・オブ・ドラゴン」を再び攻撃表示に戻すことはできますか?


〔A9〕すでに「カース・オブ・ドラゴン」は召喚の際に表示形式を決定しています。よって変更はできません。以前のターンに召映していて、そのターンに表示形式を変更していないのなら変更できます。


〔Q10〕「戦士抹殺」等の魔法カードは、裏側守備表示になっている相手カードも破壊可能でしょうか?


〔A10〕下記のカードは、裏側表示のモンスターは破壊できません。 「戦士抹殺」「酸の嵐」「トゲトゲ神の殺虫剤」「神の息吹」「永遠の渇水」


〔Q11〕「血の代償」で、高レベルモンスターは生け贄なしで召喚できるのでしょうか? また、自分の場にモンスターがいなくて相手が攻撃してきた時に発動して、相手のモンスターよりも攻撃力が高いモンスターを召喚して相手のライフポイントを減らすことは、できるのでしょうか?


〔A11〕生け贄なしで召喚はできません。「血の代償」の効果は、ライフポイントを払う事によって召喚のチャンスが増える、という事です。それ以外の事については、普通の召喚と同じ扱いです。相手の攻撃のあとにモンスターを召喚した場合は、相手は攻撃対象を選択し直すことになります。


〔Q12〕「死のデッキ破壊ウィルス」は、発動後3ターンは絶対に効果は続くのでしょうか? フィールド上の裏側モンスターや手札、ドローしたカードを見せるのですか?


〔A12〕「死のデッキ破壊ウィルス」はフィールド上に残らないので破壊できす、効果は必ず続きます。(打ち消した場合は別) 発動した時、相手はフィールド上の裏側のカードと手札を全て見せなければなりません。この場合、カードは確認するだけなので効果付きモンスターカードの効果は発動しません。また、その後3ターン以内にドローしたカードも全て見せなければなりません。


〔Q13〕「鎖付きブーメラン」は自分のモンスターがいないと発動できないのですか?


〔A13〕「鎖付きブーメラン」は、どちらかの効果だけを使う事もできます (守備表示にする効果だけ使用、自分のモンスターの攻撃力アップだけ等)。自分のモンスターがいなくても相手モンスターを守備表示にする効果だけ使う事ができます。


〔Q14〕「人喰い虫」の効果を発動させたとき、相手モンスターが一体も存在しない場合、自分のフィールド上モンスターを破壊すると聞いているのですが、その場合は「人喰い虫」が「人喰い虫」自身を破壊するのですか? やはり、最優先で「人喰い虫」以外を破壊しないといけないのでしょうか? また、「カードを狩る死神」か「青い忍者」が表になった時、相手フィールドに破壊出来る魔法or罠カードが無い場合、自分のフィールド上の魔法or罠カードを破壊するのですか?


〔A14〕効果の対象は任意で選べます。フィールド上に「人喰い虫」しかいなければ、「人喰い虫」が破壊されます。「ハネハネ」しかいなければ自分が戻されます。「カードを狩る死神」や「青い忍者」の場合も自分の魔法や罠が破壊されます。この場合、裏のカードを相手に見せる必要があります。


〔Q15〕「ハネハネ」を裏向きで置いています。相手モンスターで攻撃をされ墓地に送られますが、能力は出るので一枚手元に戻せます。そこで自分自身の「ハネハネ」を選択した場合、墓地行きの「ハネハネ」は手札に戻すことができるのでしょうか? 墓地行き決定のカードは選択できないのでしょうか?


〔A15〕墓地行き決定のカードを選択することはできません。したがって、発動した効果はその他のモンスターに適用されます。


MEMO










    

    












    






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